子供への理想を捨てる

親は一度、子どもを捨てなければならないのです。 しかし、普通親が子どもをなかなか捨てられません。

だから、子どもがおかしくなってしまうのです。 子どもを追い出すようにしなくてはならないのです

 

私は、中学二年の時に母親が死んだ。 しかしそのことで人一倍、独立心が出てきました。

だから今の私があるのです。 家が火事になったことがあります。

 

その時、全身に熱い思いが湧き上がり、自分が何とかしなくては、という気持ちがモチベーションになりました。

だから、今があるのだ。 全部、偶然のようにそういう、動かされるように捨てる哲学を実体験してきたのです。

 

これは外的条件からの事例ではありますが、今度は自ら実践していくことが大切なのです。

いい年して親元にいる人から私が相談されたら、「家を出なさい」「独立しなさい」とアドバイスをよくします。

不満なんか抱えていたら、「親から食わせてもらって何不満もってんだ!自分でやってみろ」と。

 

だから不満はあっても、感謝も出ないし、独立心も無い、自立心もでないし、「自分で働いて自分で給料もらって自分で家賃はらえ」とそういうアドバイスをします。

 

今社会で起きている家庭問題が元となった事件は全部執着心から来ていると言えます。

例えば、引きこもり。

 

引きこもりの子供について相談されたら、私は親に「あなたが家を出て行きなさい」とアドバイスします。

親に出て行きなさい、と言うのです。 お金を幾らかおいて、「お前に家やるから、あとは自分でやれ」と。

 

そして親がその家を出て行って、親が自分でアパート借りるなりして、あとは子供がどうなろうと、勝手にさせる。 そのくらいやらなければダメだとはなします。 腹を決めるのです。

 

引きこもって飢え死にするか、自分で家から出て何かを始めるか、そのくらいの腹決めや厳しさが今の親に求められているのです。

 

全部執着心から来ているのです。 こうあって欲しいと言う形があって、その通りにならないから、腹を立てて暴力を振るったりするのです。

 

自分に何かの形があるのです。 その通りならないと腹を立てる。

そういう形が無ければ腹も立たないのです。

 

女はこうあるべきだとか、男はこうあるべきだとか、そういう形から行くと、形にはめられるほうも苦しいし、

はめるほうもまずその通りにほとんどいかないから、いつも腹立ててなければなりません。

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